代表コンサルタント、薬剤師の鈴木素邦です。今日は、人材を育成する方法についてコラムを書きます。コンサルティングをしていると、「育成=講義研修」とお考えになっている会社様も多いですが、そんなことありませんよ♪
人材育成の重要性
まず、企業経営では4つの経営資源があります。『人』『もの』『金』『情報』の4種類です。企業は、これらを活用して利益を生み出していますが、人こそが経営資源を操る最上位の存在です。
上図のように、経営資源の「人」が、会社経営の鍵を握っているのです。
ですから「ひと」の育成をすることがとても重要です。
人材を育成する方法
育成方法は、大きく4つに分けられます。
- 「知識の育成」
- 「技能の育成」
- 「態度の育成」
- 「問題解決の育成」です。
育成をするときに、どんな目的に何が適しているのかを確認しておきましょう♪
どこの部署が育成の責任を持てば良いの?
育成を促す時に、どこまで教育部門(主に人事)がやるべきかという議論になる時があります。
もちろん、その会社毎に違いはあると思いますが、基本は下図を参考にしてくださいませ。
自己啓発とは、社員自ら学習する方法です。認定薬剤師の勉強や、個別の知識レベルアップがここに該当します。
育成にお金をかけられないが、行いたい時
育成や研修は誰でもできます。外部講師を招聘しなくても良いのです。
例えば、会社組織力を上げたいならば、理念や基本行動についてを社長が熱く語る。
その内容を踏まえて社員が行動計画を作ってもらうなども立派な研修です。
なお、育成の代表格である集合研修は、単なる座学とせずに、参加者による相互学習形式にすると効果が高まります。
薬局の場合は、他の店舗の事例なども見え、全社的な視点育成が期待できます♪
試してみてください。
中小企業では、育成が命です!人の価値が高まれば、全てがうまく回っていきます。
弊社では、無料相談もおこなっています。いつでもお気軽にご相談ください。